1996 Ironman Japan

暑いのはスキ?

 ムシ暑さとの戦い

 4回目のアイアンマン・ジャパン。

 この年は、またもやコースがじゃっかん変更。
 てっぺん坂(伊吹山麓)と南部はカットされたまま、山岳折り返しが復活し、フラットな湖畔往復はなくなった。
 これでずいぶんとドラフティング問題は回避できそう....
 大会中止など、いろいろ噂がでているびわ湖のレースですが、なんとか交通規制箇所を減らして実施しようという雰囲気が伝わってくる。

 毎年びわ湖の大会では、宿を長浜市内にとっていた。
 当初はフィニッシュである豊公園から歩いて帰ることもできる距離だったのですが、前年よりフィニッシュが長浜ドームに移ってしまったため、そのメリットがなくなってしまったのが残念。

 しかし長浜は秀吉公のふるい城下町。
 昔の北国街道があり、情緒に溢れたきれいな街。

 お気に入りは、あたらしくできた長浜地ビールの店「長浜浪漫ビール」!
 歴史を感じさせる船板塀の奧にたたずむ雰囲気のある店。そこのパブでのビールが最高。
 http://www.biwa.ne.jp/~roman/index.html

 個人的には長浜エールが好物。そしてランチもグッド。
 トライアスロンのレース前にはアルコールを控える人がたくさんいますが、ここにくるとつい飲み過ぎちゃいます(笑)

 そしてもうひとつ忘れてはならないのが、自然食の「ぶら坊」。

 毎年同行する田中氏の紹介で、たいていレース前日の夕食を取らせてもらいましたが、ここも美味しい。長浜牛や長浜米も最高。
 もちろんビールもすすむ進む.......
 http://www.biwa.ne.jp/~bravo/

 今はびわ湖大会がなくなってしまい、いずれも訪れることもなくなったが、機会があればまた行ってみたい店です。

 ちなみに右の写真はチームセカンドウインドの面々と、彦根プリンスの駐車場にて
(この頃はキャノンデールのアルミフレームにアマンダのディスクを使ってました)


 天気はやや蒸し暑く曇天。
 いつものように琵琶湖畔、松原水泳場での3.8kmのスイムからスタート。

 特にバトルもなく淡々と泳ぐ。びわ湖大会は参加人数が800名で、実際スタートする選手は700名ちょっとなのでバトルが少ない。
 湖なので波もあまりなく(水質はその年によってきれいだったり、きたなかったりイロイロ)比較的泳ぎやすい。

 スイムを終えると1時間8分。例年よりちょっと時間がかかってしまった。
 そして路面が濡れている。スイム中に小雨が降り出したらしい。

 びわ湖畔を北上、長浜市を通過してさらに北を目指す。
 当初はたいていゆるい追い風が吹いていることが多く、スピードも40km/h近く出て快適。最初の折り返しである国道365号線、椿坂に向かう。

 ここをUターンして一気にくだり、山沿いの道に入る。
 上丹生をまわり金居原でUターン。一気にくだり伊吹山にむかう道は細かなカーブやアップダウンが連続する。
 4つ目の折り返しである高山で90kmをすぎていたが、好調、好調。
 疲れもも感じず、自分自身のそこそこのイーブンペースで走っている。

 さらにコースは伊吹山の麓に入るがきつい登りはなく、道路も広く走りやすい。このあたりで3〜4名の選手がまわりにパラパラと。
 得意?の登りで引き離して前に出るが、下りで追いつかれてしまう。特に外人選手は体重があるので下りが早いのだ。

 ここを過ぎると130kmくらいで、あとはフラットな農道が多い。直角のターンに注意しながら、ペースを落とさないように注意する。

 踏切も無事通過し、国道8号線を突っ切るとあと少し。
 ラスト10kmくらいはギアを1枚だけ軽くして、ランに備える。

 奧びわスポーツの森に戻ったバイクフィニッシュには応援者が沢山。
 やっぱり奧びわスポーツの森でのバイクフィニッシュ・ランスタートがいいなぁ〜


 天気は曇がとれて晴れている。
 しかも午前中の小雨が影響してか、かなりムシ暑い。

 湖岸道路を北上し、すぐに田園地帯に入る。
 最初の5kmくらいでかなりのムシ暑さを感じたので、これは消耗戦だと言い聞かせ、無理にペースを上げないように注意する。

 ランコース中間地点あたりにスペシャルフードの受け渡し場所がある。スペシャルニーズとも呼ばれ、各自の希望するドリンク・食べ物をレーススタート前に預けておくと、ここで渡してくれるシステムになっている。

 たいていは、その地点の少し前でレースナンバーを確認して、テーブルにいるボランティアに連絡を入れてあらかじめ用意してくれるのだ。
 そこに着くと、テーブルに選手が3名ほどいて自分のスペシャルを受け取っていて、自分の分が出てこない。

 「まー仕方ないか〜」と思ったら、ボランティアの人が「先に走っていって〜!」と。それじゃ走るかと、再び走り出して30mくらいすると、先ほどのボランティアの方が私の預けたボトルを抱えて猛ダッシュしてきて「ハイー、がんばって」と言って渡してくれるではないか!
 半分あきらめていたので嬉しかったと同時に大感謝!

 20km付近からは、1994年までのランコースをほぼ逆行するかたちとなり、一路湖岸道路(の歩道)を南下する。
 この辺りで応援者から「70番」と言われる。ランスタートしてから30番くらいは順位を上げていたような気がする。

 奧びわスポーツの森を左手に見ながらさらに南下する。このあたりもかなり応援が多い。
 相変わらずムシ暑く、ガマンの走り。
 途中、実力者のY井選手が追いついてきて、併走状態となる。

 祇園のエイド先で湖の先に長浜ドームが小さく見えた。
 ここまでくると本当にラスト。湖畔に別れをつげると、約35km地点。
 ここからロングスパート(のつもり ^^;)に入る!

 長浜市内を通過しているところで50番と言われる。びわ湖大会のリザルトは1ページ50人ずづになっているので、50位だとリザルトの最初のページに載るのだ。一度は最初のページに載ってみたい.....

 豊公園の脇をさらにぬけて長浜ドームに向かう途中で1人を抜いた。少し前に選手が走っているが差は縮まらない。

 それでも(たぶん)全力で走り、左折してドームの敷地に。
 フィニッシュラインはドーム前の屋外に設置されている。
 とにかくフィニッシュテープを切ることができた。


 しばらくはフィニッシュライン先で動くことができなかった。
 水を何杯も飲み、しばらく氷をもらって足を冷やしていた....

 レース結果はレース翌日、昼頃にひらかれるアワードパーティで。
 入り口で記録証と記録集をもらう。
 1ページ目を見ると「ありゃ?名前ない?」がーん、なんと51位で2ページ目の先頭に.... ^^;)

 まーがんばったので仕方ない。タイムは9時間50分15秒。年代別順位は8位で、これは今までのジャパンでの最高順位だったので満足・満足.........


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