2003 Ironman Hawaii ....9th time

 

 8月末の韓国で何とか権利をゲットし、滑り込みセーフ!でのハワイ行き。
 とはいうものの、コンドミニアムは昨年末にI氏(特に奥さん)の絶大なるご尽力で確保済みという確信犯だった。
 チビ2人を連れ、9度目のハワイ出場へ。
 上の子は3歳以上のため料金がかかる。下のチビは2歳直前のため、旅費軽減が第一なのでその重さにもかかわらず「席なし・膝の上」を迷わずに選択。
 この年もJALのゾーンPEX運賃「悟空」で航空券を買った。

 毎度のことながら、往きのコナ直行便は空いていいて、ずいぶんとゆっくりと寝ていくことができた。
 コナに到着後、いつものようにレンタカーをピックアップし、まずはコンドミニアムへ。

 この年のコンドミニアムはアリイドライブ沿い(正面はもちろん海)、ウォーターフロントロー近くというグッドロケーション(下の写真を見れば場所がわかるカモ)。
 通り沿いなので少々うるさいが、部屋からレースを観戦できる(と言っても自分で見られないんだけど、チビを連れたカミさんがぐっと楽になる)というメリットは大きい。

アリイドライブ
Royal Kona Resortを臨む

 そして買い物に。
 今回ははじめてコナのコストコに行ってみた。COSTOCO(発音は"カスコ"に近い)は千葉・幕張店によく行くのだが、会員証はワールドワイドで、どこの店でも使えるとか....
 店の規模は幕張と同じくらい。スペースがあるので、駐車場から店舗まですべて平面にある(平屋)というのがうらやましい。
 ここで食材などをまとめ買いして、ランチを。
 ランチといってもホットドッグとソフトドリンクなのだが、このセットが1ドル!
 もちろんソフトドリンクなぞは飲み放題。日本ももっと安くならんのかなぁ〜

 そのほか細々としたものは近くのスーパーで。
 細々としたものといっても、日本食材は○○で、肉は○▲で、日曜品はウォールマートでと、スーパーを用途で使い分けられるのがヨイところでしょう。

 どこの店舗も通路が広くてカートがデカイので、チビを載せてのショッピングがとっても楽です。


 ここは知る人ぞ知るドトールコーヒーが経営するコーヒー農園、マウカメドーズ(オーシャン)。

 パラニ通りを山側に走りどんどんと登る。そして右折。狭いワインディングロードをしばらく走った、結構標高の高いところにある。

 ここではコーヒーの樹を植樹することができるのだ。

 日本出発前にあらかじめドトールコーヒーにて予約を入れておく。
 同行の岩田氏はハワイ出場10周年(10年連続)記念、真柄氏はご結婚記念、うちは何だろ〜?と思っていたが「引っ越し、新築記念」だそうだ ^.^) 

 ゲートから入ると、眼前にカイルアの海と水平線が広がる。なんとすばらしい。左上の画像では圧縮&サイズのためにきれいに表示されていないが、ホントすばらしい風景が広がる。
 そして見事なまでに手入れが行き届いていて、花や果実が咲き乱れた道をしばし歩くと、植樹ポイントに。
 小さなコーヒーの苗を植えて、水をかけておわり。苗はこの大きさになるまでが結構たいへんとのことだ。
 近くに植えてある木を見てみると、知り合いのものから有名野球選手のものなどイロイロあるのだ。

 ここのプールの脇で休憩。
 コナコーヒーを飲みながら、しばし気持ちのよい風に吹かれてみる。いやあ天国天国。元ホスピタリティーツアーズのMr.Gこと後藤さんが言っていた通り、天国です。

 眼下にある収穫中のコーヒーの樹を見せてもらいました。
コーヒーの赤い実を割って、中にある豆を口にふくんでみる。豆のまわりに甘皮があって、ほんのりと甘い。そして豆はまぎれもなく(焙煎していないので弱いが)コーヒー。

 また翌年来ることができたら、植えた木の生長を見に来よう!


 さてさてレース....
 韓国から帰国後、またもや風邪を引いてしまった。夏風邪シーズン2度目というのは記録!
 レースで疲れているところに、気温が下がった日があり、見事ボロボロに。
 ということで、またもマトモな練習はできなかった。

 この年はトランジションエリアやコースの多くが変更になった。
 まずバイクスタートが例年のカイルア・ピアからキングカメハメハホテル裏手の駐車場になった。
 そしてバイク終了もこの駐車場。
 ランは駐車場を出てアリイドライブに向かうが、折り返しがブラックサンドビーチ脇まで伸ばされた。
 毎年、なぜか自分の列(名前がアルファベットのS)付近が大行列になるが、ボランティアを増員し、混雑を解消するとのこと.....

 レース朝5時少し前にコンドミニアムを出発し、会場に。
 場所が少しズレただけで、まるで別の大会に来たような雰囲気がする。
 ナンバリングは混雑することなくスムースに終了。マジックでの手書きから、ワールドカップのような数字のハンコを押すタイプに変わっていたのが大きな要因か?
 荷物を持ってバイクラックに。
 毎年ボランティアをしている同じチームの塚原さんに会い、懐中電灯で手元を照らしてもらいながら、タイヤのエアを入れ、補給食をセット。
 のこりの時間は、レースオフィス脇のいつもの場所に座ってストレッチなぞをしながらスタートを待つ。

 キャノン砲とともに午前7時頃スタート。
 いつものようにやや左後方からスイムスタート。
 大人しく人の流れに乗れるように泳ぐ。
 1.8kmもある直線というのは結構長い。いろいろなことを考えるのだが、だんだん面倒になって、最後は真っすく泳げているかどうかに絞ることにする。
 船をまわりこむと復路。
 しかしたいていこの後から蛇行することが多いようだ。
 自分では真っ直ぐ泳いでいるつもりなのだが、右へいってブイにぶつかりそうになったり、ちょっとするとブイがずいぶんと右に離れてあったり.....
 ブイ自体も一直線に並んでいるわけではなさそうなので、適当な選手に進路をまかせ ^^;) その後方を泳ぐ。

 ホテルがだんだん近くなってくると、自分だけでなくまわりも元気が出てくるのか、少しだけペースが上がる。
 そして上陸。
 毎度のように1時間10分以上かかってしまった.......

 さて、今回はホテル裏手に回り込み駐車場までの距離が遠い。
 あまり無理しても仕方ないので、テクテクと小走り程度にとどめて着替えテントに。
 ゆっくりと着替えをすませ、バイクスタート。


 ホテル駐車場を出たら左折しハイウェイに。
 パラニ通りを下り、いつもの交差点を左折し、クアキニ通りを南下する。
 コンドミニアム裏手、駐車場の入り口で家族を発見。手をふって通過。
 この年はクアキニ通りを8kmほど行き、ハイウェイと合流する手前でUターンして戻ってくるコースになった。ふたたび手をふってコンドミニアム前を通過。
 これでカミさんたちは6時間くらいの自由時間?になる...

 ハイウェイに上がる。
 風は緩い追い風。たいてい向かい風に変わるので、追い風のうちにできるだけ進みたい。
 自分にとって少しだけ速めのペースで進む。

 空港をすぎ大きくて緩やかなアップダウンをいくつも越える。
 しかし暑い。ここ数年、曇っていたり、やや涼しいレースが続いたが、この年は結構暑い。
 でもハワイのエイドは(たぶん)世界一。どんどん水を取って、体を冷やしながら走る。

 ワイコロアビレッジ付近を通過しても向かい風にならない。
 ワイメアを左折し、ハビィに向かう。
 アップダウンをいくつかこなしながら走っていると、ほどなく先頭のノーマン・スタドラー(単独)、そしてチェィスパックとすれ違う。

 この年はプロ部門だけルールが変わり、バイクで2列になって走行できるようになったらしい(前後のドラフティングゾーンは一緒)。そのためか、すれ違ったトップグループは、2例×5人くらいの「パック」になって走っていた。なんだか?

 ハビィに近くなると風はやはり向かい風に変わった。風の中を頭を下げてペダルをまわす.....
 ようやくハビィで折り返し。
 直後スペシャルニーズバッグを受け取る。なかにCCDドリンクボトルを入れておいたのだが、冷やしてくれていたようで「冷たい!」
 ここ数日飲んだものののかで(もちろんビールも入れてだけど)一番美味かった!

 追い風に乗ってワイメアまで一気に下る。
 そしてハイウェイに戻る.......頃からエネルギーが切れてきた。

 チェジュでレースに出ているので体はそこそこできているが、いかんせん9月の練習がほとんどできなかったため、スタミナがない(笑)。
 だんだんとしんどくなってペースが落ち始める。

 そういう時に限って(決まって)風は向かい風に.....
 でもとにかくペダルを回すだけ。
 150kmをすぎるとかなりヘロヘロに。
 コナの街近くでランニングのトップグループとすれ違う。
 先頭はピーター・リード。少し遅れてナンバー1のデブーム。スタドラーら........

 そしてしばらくして、ハイウエィを右折、坂をくだってバイクフィニッシュであるキンカメ駐車場に向かう。

下のチビも応援モード
スポンサーのシールを...

 ゆっくりと着替えをすませ、ついでにトイレにもいってランスタート。
 どのみちこの年は通年でランニングの練習ができていないので、つぶれないようにペースを落として走る。

 クアキニ通りから、アリイドライブに。
 アリイドライブを南下すると間もなく宿泊しているコンドミニアムの前。
 カミさんに手を振り折り返しに向かう。
 折り返しまでが思ったよりも距離がある。おまけに暑い!
 水をかぶり、帽子に氷を入れて走る。
 ブラックサンドビーチ近くでようやく折り返し、スタートの方向に戻る。
 アリイドライブを離れるとまもなく、いちばんくるしいパラニ通りの急坂。
 ここを登りきると、ハイウェイに。

 暑いし、ペースも上がらない。マイペースで走る。
 たぶんキロ5分はゆうに越え、キロ6分にも届こうかというようなペース。しかも暑いので、エイドで水分をしっかりと取っているので、かなりストップ時間も長い。
  しかしハイウェイに出てから、エナジーラボの入り口までが実に遠いのだ。
 とにかくガマンして走るのみ。

 ようやくエナジーラボの入り口に。
 一気に下り、覚悟を決めて?右折。ここから奧にある折り返しまでが長いのだ。
 この辺りが一番「
いったいオレはこんな所まで来て何をやっているんだ!」と思わせられる場所なのだ。

 スペシャルニーズバックを受け取る場所をすぎると、アレレ...「折り返し?」
 なんと折り返しポイントがずっと手前に設置されているではないか。きっとアリイドライブの第一折り返しが奧に伸びたので、エナジーラボ内の距離が削られたのだろう。
 これはすごーく嬉しかった!
 そして坂を登りハイウェイに。

 ハイウェイに戻ると、日本人選手に抜かれた時に、少しペースを上げてみようかと思った。きっとエナジーラボの折り返しで気を良くしていたのだろう...
 その後はたぶんキロ5分を少し切るようなペースで走る。でもエイドではしっかりと停止....

 ようやくカイルアの街が近づいてきた。
 坂をのぼるとパラニ通りの入り口。一気に駆け下り、クアキニ通りを回り込む。
 応援がすごく多いので自然とペースが上がる...
 そしてアリイドライブに。

 なんとか戻ってきた。戻ってきた時に、小さな日の丸をいただいた。
 フィニッシュラインの手前、フェンスが始まる前で家族を発見。
 上の子と手をつないで少しだけ小走り。直前で子供を抱きかかえてフィニッシュラインをまたいだ(上の子はハワイのフィニッシュ通過4回目!)

 11時間もかかったが、終わった〜
 フィニッシュ後写真をとるゾーンがあまりに込んでいたのでパスし、すぐマッサージに。
 ちょうどワイコロアにお住まいの日本人の母娘にマッサージをしてもらい、快適!

 しかしその後気分が悪くなり戻してしまった.....
 暑かったのとトレーニング不足なので仕方ない。コンドミニアムに戻ってもしばらく食欲もなく、スープを飲んで大人しくしていたが、2時間ほどすると元気になり復活!
 カレーとビールで夕食をとれるまでに回復して一安心。


 今回のハワイの大切なイベントのひとつ。
 大阪の真柄さんの結婚式ぃ〜!
 仲間のアスリートも数十名集まってのにぎやかな式になった。

 おめでとうございます!

 岩田さんの娘さんとウチのチビにドレスを着せ、セント・ピーターズチャーチに向かう。
 ここで子供二人は指輪を運ぶ役目を。

 無事に式も終わり、神父さんとしばし談笑。
 なんと神父さん、ハワイを3度ほど完走しているとのこと。地元のケアホウコナ・トライアスロンで権利を取ったのこと。世の中狭いですね。


 コンドミニアム滞在中、知り合い?ができた。
 まず上のフロアに住んでいる日系のおばちゃん。なんでもホノルルとかに住んでいて、バケーションで所有しているハワイ島に来るのだとか。それもアイアンマンを見にくるそうで、かなり選手についても詳しかったそうな(カミさん談)。

 このほかご主人がアメリカ人でイタリアンレストランで働いているという日本人の女性とも話ができた。子供とカミさんはお部屋にお邪魔したようだ。帰国する日には、冷蔵庫にある物の一部をいただいてもらったりもした。
 また来年こられたら声をかけてください..... とのことだが、このコンドミニアムがとれる可能性はほとんどないんですよね〜、とっても残念ですが。


 帰国の朝、空港に向かうとなんだか手続きが遅れている。
 「おかしいなぁ〜」と思っていたら、ホスピの後藤さんが「成田からの便、飛んで来ていませんよー。これから乗るのはアロハ(航空)で、ホノルルで振り分けられるんでしょうね〜」と!
 ホノルルに着くと案の定機体故障で79便が飛んでおらず、ホノルル発の別の便に振り分けられることになった。
 岩田氏一家は名古屋便に振り分けられ問題なし。
 しかし帰国した日に仕事を入れている私は一大事!
 なんだかんだ、すったもんだしているうちに、なんと予定より少し前に出る成田行きに振り分けてもらった。それもファーストクラス。
 下のチビ(席無し)がいるので、狭いエコノミークラスでのフライトを覚悟していたのだが、ゆったりとしたシートで助かった!
 ビジネスクラスのシートにスイッチしてもらったことは何度かあるが、ファーストクラスへは初めて。
 おかげで復路は快適でした〜


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